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11月19日 メッセージより

2023/11/22(水)

2023年11月19日メッセージ「日毎の糧 命のパン」より

牛田匡牧師

聖書 出エジプト記 2115

 「主の祈り」の中にもある「日毎の糧を与えて下さい」という祈りは、「今日食べる物がない」という人々の切実な願いとして、大昔から祈り続けられてきたものでした。今日食べる物がない中で、神様から食べ物が与えられた物語として、人々に記憶されていた物語は、モーセというリーダーに率いられてエジプトから脱出した際の「マナの物語」でした(出エジプト16章)。何十万という人々が天から与えられる「マナ」を食べて飢えることはなかったという物語です。しかし、イエス様は言われました。「モーセが天からのパンをあなたがたに与えたのではない。私の父が天からのまことのパンをお与えになる」(ヨハネ632)。モーセが特別な指導者だったから人々にマナを与えることが出来たのではなく、人々の必要を満たしその命を支えたのは、いつの時代でも神様による他はありません。

 今回のお話は、出エジプトのリーダーとされたモーセの生い立ちのお話でしたが、彼は偉大なリーダーにふさわしい特別な生い立ちかというと、むしろその逆でした。エジプト王ファラオは古代イスラエルの民を邪魔に思い、男の子は生まれるとすぐに殺すように命じられていました。そのような中、彼は家族の機知によって救われましたが、成人した後にはエジプト人を殺してしまったために、殺人犯として逃亡生活を送るようになってしまいました。神様はそんなモーセを出エジプトの指導者として選ばれ用いられました。神様の目は常に世の強い者、力ある者、大きい者にではなく、弱くされている者、力を奪われている者、小さい者たちに注がれています。生後間もない赤ん坊の間に、その命を奪われてもおかしくなかったモーセが、その命をファラオの娘によって拾い上げられこと、また実母や実姉に育てられたこと。大きくなってからも殺人犯として命を狙われながらも、逃亡生活で生きながらえたこと。そして神様によって何十万の同胞たちの解放のために召し出されたこと。それら全ては、一つ一つの小さな奇蹟、不思議な導きの積み重ねだったのではないかと思いますし、その末に出エジプトという大仕事が初めて成し遂げられたのだろうと思います。

 そのような小さな奇蹟、神様が共にいて働いて下さっていると感じられる出来事は、今日を生かされている私たちの身近にもあるのだと思います。今日も、日毎の糧を与えられ頂いている私たちは、その命のパンをそれぞれの周囲におられる方々と共に分かち合い、共に生かし生かされて参ります。

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