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3月31日 イースター礼拝メッセージより

2024/04/02(火)

2024年3月31日 イースター礼拝メッセージ「走って行った」より

水谷憲牧師

聖書  マタイによる福音書 28章110

 ナザレのイエスが十字架につけられて死に、埋葬されたのは金曜日。その次の土曜日はユダヤ教では安息日で、その安息日が終わった日曜日の明け方、マグダラのマリアともう一人のマリアが墓を見に行った。この2人のマリアは、十字架とイエスの埋葬にも立ち会っていた。自分の大事な人、尊敬する人が十字架にはりつけになって無残に殺されるのを目の当たりにし、彼女らの悲しみや絶望はどれほどだったか。それは私たち自身も、愛する人を失うという経験によって感じる同じ気持ちかもしれない。墓を見に行った時も、2人の気持ちは相変わらず沈んでいたことだろう。しかしその時、天使が現れてイエスが復活したこと、弟子たちより先にガリラヤへ行かれることを2人に告げる。それを聞いた婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。彼女たちは天使に促されて見た。イエスの墓が空っぽなのを。彼女たちは天使からの伝言により、かつてのイエスの言葉を思い出したのだ。「しかし、わたしは復活した後、あなたがたより先にガリラヤへ行く」という言葉を。ガリラヤとは、イエスが初めて宣教の歩みを始めた地。再びそのガリラヤに集まるという呼びかけは、もう一度一緒にやりなおそう、というイエスの許しを伴った招きであった。私たちも日々様々なことで悩み失敗したりして自己嫌悪に陥ることも多々あるかもしれないが、それでもいいのだ。私たちなんて、イエスの弟子たち以上に弱くつまづきやすい者であるが、そんなことは重々承知の上でイエスは、ガリラヤに先に行って弟子たちやマリアたち、そして私たちのことを待っていてくださるのだ。

 マリアたちはきっと、イエスが生きてガリラヤで自分たちを待っておられるということに大きな希望と喜びを感じ、体に力がわき出てきたからこそ、自然と走り出したのかもしれない。そして案の定、彼女たちは復活のイエスと感激の再会をし、イエスから直接伝言をことづかって送りだされる。「恐れることはない。行ってきなさい」と。私たちも、このマリアたちのように、イエスの復活という希望と喜びの知らせを携えて風のように走り出す者となりたい。

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